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薬用の人参は高麗人参のほかに、西洋人参というものもあります。
野菜のニンジンとは全く別の種類(ニンジンはセリ科)のもので、高麗人参と同じウコギ科ではありますが、原産地も効能も違います。
西洋人参は北アメリカ原産です。
18世紀の中国の書物でも紹介されていますが、当時は貴重なものでした。
中国でも栽培されるようになってから広まっていったので、漢方薬としては比較的新しいものです。
高麗人参は、滋養強壮に効果があるといわれています。
しかし、体が弱っている人や高齢者には作用が強すぎる事があり、高血圧の場合は悪化してしまう可能性があります。
また、体を温める効果があるので、冷え性等にはよいのですが、もともと体が温かい人や、気候が暑いときには、ほてりや動悸、イライラがでてしまう事があるのです。
一方、西洋人参は体を冷やしながら潤いやパワーを与えてくれるといわれており、高麗人参より穏やかに作用します。
ですから、オーバーヒートしがちなアスリートや受験生にも飲まれています。
そして、西洋人参は血圧を下げ、中性脂肪や血中コレステロール値を低下させる働きがあるといわれています。
ですから生活習慣病治療・予防にも活用が期待されているのです。
中国ではお茶として飲む事が多いのですが、西洋人参のサプリも販売されており、気軽に、老若男女問わず摂取出来ます。
体調のよい人がさらに元気をつけたいときは高麗人参、体調不良からの回復期は西洋人参と使い分けてもよいでしょう。