高麗人参の保存方法

高麗人参は高価で、入手が難しいものですが、実際に手に入れることができた場合には、どのように保存すべきか迷うところですよね。

まず、高麗人参を望ましい状態で保存するには、購入する際により良い高麗人参を選ばなくてはなりません。
高麗人参は水分を多く含んでおり、カビが生えやすく傷みやすい食物です。
そのため、表面に傷がついていると、その分、カビが生えやすく傷みやすくなります。
したがって、表面になるべく傷がついていないものを選ぶようにすることがポイントです。
また、表面が変色しているものは、傷みが始まっているものですので選ばないようにしましょう。

高麗人参は生の物は腐りやすく、長期保存には向いていません。
特に水参と呼ばれる種類の高麗人参は、カビが生えやすいので注意が必要です。
購入した高麗人参は、新聞紙やキッチンペーパーなどにくるんで冷蔵庫で保存するようにしましょう。

また、高麗人参はそのまま冷蔵庫で保存したとしても、長期保存はできないので、できるだけ早く調理しましょう。
少しでも長く保存するためには、調理したものを瓶詰めにしたり、冷凍などで保存するのがよいでしょう。
調理をせずに冷凍保存した場合は、食感が変わってしまうことも頭にいれておきましょう。

もしも長期保存をしたい場合には、乾燥して保存します。
丸ごともしくは薄くスライスをして、数日間天日干しをしてよく乾燥させます。
パリパリに乾いた状態の高麗人参は、本来常温でも保存できますが、念のために密閉容器などに入れ、冷蔵庫で保存する方が好ましいでしょう。